「削ぎ落とす美学と、
未来を描くための余白づくり」
限られた間口(ファサード)において、機能性を損なわずに、いかにミニマルで洗練された印象を与えるかがテーマでした。
また、「最初から全てを作り込むのではなく、家族の手で庭を完成させたい」「将来のライフスタイルの変化(カーポート増設)に柔軟に対応したい」という、現在と未来の時間軸を見据えたフレキシブルな設計をご希望されました。
静寂な存在感「オスポール」。
ソリッドな質感が導くモダン・エントランス

要素を極限まで排除したミニマルデザインの機能門柱「オスポール(サンワカンパニー)」を主役に据え、ノイズレスな美しさを追求。
足元には無機質な「透水性コンクリート(ドライテック)」と、荒々しい表情を持つ「割栗石」を配置。対照的なテクスチャの組み合わせが、シンプルさの中に深みと品格をもたらしています。
施工ギャラリー
※左右にスワイプしてご覧いただけます
プロのこだわり
ミニマリズムを際立たせる「石」の演出
機能門柱の足元に、あえて大ぶりの割栗石(ロックガーデン)を配置。金属的なオスポールの直線を際立たせつつ、動線を妨げない絶妙なバランスで重厚感をプラスしました。
将来の拡張用地として残した余白部分も、単なる空き地ではなく「デザインされた砂利敷き」として処理し、現在進行形の美しさを担保しています。

施主参加型の「ハーフビルド」設計
駐車場には、勾配不要でフラットに仕上がる「透水性コンクリート」を採用し、機能的なベースラインを構築。
一方、お庭部分は「ご自身で作り上げる楽しみ」を残すため、プロによる完璧な路盤調整(下地処理)までを実施。DIYの難所である「整地」をプロが担うことで、失敗のリスクを排除し、安心して庭づくりを楽しめる環境を整えました。

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引き算のデザインが、我が家にフィットしました
限られたスペースだからこそ、無駄な装飾を省いた「オスポール」の提案がとてもしっくりきました。
将来の計画も含めて相談に乗っていただき、プロに任せる部分と、自分たちで楽しむ部分を明確に分けられたのが良かったです。完璧な下地を作っていただいたので、週末の人工芝張りが楽しみです。
エクステリアプランナー
「ミニマルモダン」をテーマに、要素を厳選することで、狭小という条件を逆に「密度の高い空間美」へと転換させました。
オスポールの金属感とロックガーデンの自然素材の対比は、シンプルながらも飽きのこない組み合わせです。ご家族の手で緑が入り、お庭が完成する日を私も楽しみにしております。



